感染予防策の体験

近々、ワクチン接種が行われ明るい兆しが見えてきたコロナ感染ですが、松前病院では1月後半からクラスターが発生し、保健所の指導の下、徹底した感染予防対策がとられました。
レッドゾーン、イエローゾーン、グリーンゾーンに分けられ、ウィルスを徹底的に押さえ込む体制がとられ、ガウン、マスク、ゴム手袋、フェイスシールドの着用、アルコール消毒と慣れないうちはこれがずっと続くのかと憂鬱になりました。1週間もするとだいぶ慣れてきてスムーズに動けるようになりましたが、一人の患者さんを対応するたびに、ガウンと手袋をつけかえるのは今思うとやはり大変でした。
今まで頭では理解していたつもりの感染予防ですが、今回の事をきっかけに実体験する事が出来、二度とあってはならない事ですが良い経験にもなりました。
職員全員でこの危機を乗り越えられたことは、大きな財産になったのではないかと思っています。