先日、家族と妹とその子供で山の上の公園に遊びに行きました。
頂上の展望台のある広場は芝生で気持ち良く、子供たちは裸足になってボールを蹴って遊んでいました。
周りにはちらほら人もいたのですが、そのうちご夫婦で来ていたおじさんの方が椅子でストレッチを始めました。
( このようなベンチで )
(このような姿勢で)
特に気にはしていなかったのですがしばらくするとおじさんがジタバタしだし、私には痙攣しているように見えたのでもしや脳出血か何か?と思ったら次の瞬間、頭からドスッと落ちてしまいました。私は慌てて駆け寄りましたが腹臥位の状態で目を開けたまま意識がありません。急いで夫に救急車を呼ぶように叫びました。仰臥位にしたら頭から出血していました。顔に着いた土や砂をはらい頭の下におしりふきポーチを敷いている傍で奥さんが呼びかけていると意識が戻りました。看護師である妹も駆け寄ってきて脈をとり、脈がふれるし意識があるから大丈夫だと。
その後、救急車を呼んだ夫が電話でやり取りをして誘導しに行きました。場所がわかりづらいのか救急車はなかなかこず・・・待っている間、おじさんは話していたし手も動かせていたので脳出血ではなかったようです。どうやらバランス崩して落ちそうになったのを堪えていたようです。しばらくして救急車がきて状況を説明し搬送されて行きました。
その後が気になったので、緊迫した様子を怖がる子供たちの相手をしていた私の代わりに妹が電話番号を教えていました。すると夕方電話がかかってきて頸椎骨折で一か月入院とのことでした。約50cmの高さからの転落ですが頭から落ちた衝撃は大きかったようです。
その夜、今度は妹の子供が痙攣をおこし、口唇チアノーゼが出現眼球は上転し意識がなくなりました。元気だったのに様子がおかしくなりまたもや救急車を呼びました。結果的には熱性痙攣でした。熱の予兆もなかったのでびっくりしました。
母親であり、看護師である妹は救急の方と淡々と状況のやり取りをしていましたが、私ははたして自分の子供や周囲の人の緊急事態に対応できるのだろうか?と不安になりました。後で妹と話をすると妹も焦る気持ちがあり、もっと報告をした方がよかったのかな?と反省していました。日頃より緊急の場合はどうしたらよいのか?を少し確認しておかないといけないなと思わされた一日でした。
(40代 PT)
2019年02月