黄色い丘

2020年の今年は、例年になく暖かい2月で、そのため例年より早くに菜の花が各地で咲き誇りました。花巡りをした中で以前から行ってみたいと思っていた話題のインスタ映えスポット…佐礼谷の黄色い丘へ出かけました。
元々はみかんを作っていた遊休農地を地元の方が整備した丘。約1ヘクタールの敷地に季節の花々が植えられています。中でも伊予市の花である菜の花が有名で菜の花の季節にはたくさんの方が訪れる場所となっています。
(とは言っても、私が行ったのはまだ2月の肌寒い日で、しかもお天気も今ひとつだったので…良いのか悪いのかほぼ貸し切りでした)
ちょうど私が訪れた時期には梅や蝋梅も咲いていて、タイミングが良ければ桜も一緒に見られそうです。

コロナの影響でイベントは軒並み中止になっているため今年はありませんが、例年だと定期的にコンサートやその他のイベントも催されているようでした。
黄色い丘を散策していると、アサギマダラの飛来と言う掲示が目につきました。
以前アサギマダラのことについてはSNSで目にしたことがあり…実際に見に行ってみたいと思っていたことを思い出しました。
アサギマダラはマダラチョウ科に属する4〜6センチくらいの蝶で、春には北上、秋の南下を繰り返す渡り蝶として多くのファンを持つ蝶です。まだその生態については未知のことが多いらしく継続して研究している人も多いようです。日本全土から朝鮮半島、中国、台湾、ヒマラヤ山脈まで広く分布していると言う報告がされています。

その蝶が2016年から毎年10月ごろ、多い時では200匹もの数この地で見られるということでした。
黄色い丘に植えられているフジバカマの花の蜜を吸いに集まるようです。
下手ながらカメラを持って季節の色々な景色を撮るのが趣味の私は…ベテランカメラマンさん達に混ざって是非撮影してみたいものだと今からそのタイミングを狙っています。
アサギマダラはなぜ飛ぶのか、と言う本が出版されているようです。
まだ、なぜ…と言うところは私の中でも全くの謎なのですが、まず一度、たくさん舞う蝶を見てみたいとただそれだけを今は思っています。

理学療法士 Y.D.

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