交通安全の呼びかけをする案山子

面白いかかしがあるという話を聞いて見に行ってみる事にしました。

大体の場所は聞いていたのですが、海からではなく山の方から行ってみようと思い国道56号線を中山方面に向って行きました。犬寄峠を下った辺りにある大栄方面に行く信号を右折しひたすら下っていきます。
とはいっても、はっきりした場所を知っているわけではありません。

いくら下がっても山の中・・・・・かかしどころか人ひとり家ひとつありません。少し不安になった私は、一緒に行っていた小学生の娘に「なんか千と千尋の神隠しに出てきそうやね。」とふと言ってしまいました。ちょうどその日はお盆でしかも夕方のさみしい時間帯で案の定、娘は「嫌だ。もう帰ろう!!」と言い始めました。

そんな事を話ながらさらに少し下がった所に「あった!!」白いガードレールに沿ってかかしが二つ。「これかぁ。」とみとれていると、横から自転車に乗った子供が。「危ない!!」と思い急ブレーキを踏んでよく見るとそれもかかしでした。

他にもいろいろなかかしがあります。車を止めて見てみようと娘を誘ってみましたが、「嫌だ。怖い~」と言って車から降りようとはしません。
仕方なく一人で見てみることに。よく見ると結構ほのぼのとした顔をしているものもあります。おかめとひょっとこのお面をつけたものとかアンパンマンやバイキンマンもいます。

けれど、笑えないくらい怖くてリアルなのもあり、カメラのシャッターを押すと写ってはいけないものが写ってしまいそうです。

交通安全と書いているので、どうやら地元の人が交通安全を呼びかけるために作っている様です。

神隠しには会いませんでしたが、映画で決して振り返ってはいけないと言われていたのをふと思い出し、バックミラーを絶対見ないようにしてひたすら前だけを見て帰りました。

事務職員 C.K.

 

双海町大栄地区のとりくみ

大栄地区、この日は天候もよくて、澄んだ青空と木々の緑がとても印象的でした。
今では珍しい木造の作りで、最近改築したのか外観がとても真新しい印象を受けた翠小学校があります。

一番初めに見つけたふたりの小学生?の男の子の案山子。いかにも手作り感のある味のあるテイスト・・・。ちょうどこのすぐ先がカーブになっていて、注意を呼びかけるノボリもあります。

もともと大栄地区の案山子は、愛媛県内で交通死亡事故が多発する中、藤岡カツコさん(74)ら5人が制作を始められたそうです。
「死亡事故が多く、自分たちで何かできないか」と考えて、作り始めたそうです。
その何気ない気づかいがとてもうれしく温かい気持ちになります。

今では地域住民の方とさまざまな種類の案山子を作っているのこと。
とある民家にズラリとならんだ案山子。カラフルなきれいな服を着て見ていて面白いけどこれだけたくさんあると何だか怖いかも・・・。

とても懐かしい気分になれるところです。みなさんも機会があればぜひ、行ってみてください。

ヘルパー K.M.