研修旅行2012 立山・上高地 1班

今回は50周年記念ということで二泊三日の研修旅行に行ってまいりました。
旅行初日は残念なことにくもり空でしたが、雨も降ることなく快適に白川郷を散策できました。

白川郷観光を終えそこからバスで宿に向かうわけですが・・・
奥深い山の一本道を進んでいくわけですけど山をぬうように曲がりくねったコースを走っていくので、本当にこんな人里離れたようなところに旅館があるのだろうかと不安に思いつつバスに揺られて1時間半、ようやくぽつぽつと人家が見えてきたところ今宵のお宿三楽園に到着しました。

やはり旅の醍醐味と言えば温泉ということで、旅館に着くとすぐに浴場に直行。
足早に着ている服を脱ぎ去り大浴場へ。
扉を開けるとゆで卵のような独特の硫黄の匂いが立ち込めていて、湯船からの熱気と外からの冷たい空気がなんとも心地よい感じでした。やはり、愛媛より随分北に位置するだけあって気候がこれだけ違うものなのかと肌で感じることができました。
肝心の泉質も実際浸かってみるとぬめりがあり、塩素特有の「プール」臭がなく硫黄の香りがしました。
また岩に背をもたれると何やらザラザラして痛い。
よく見てみると岩の表面が細かい突起の結晶が無数に覆っていてこのせいでやたら背中が痛かったのがと納得し、これがホンモノの源泉かけ流しというものを心身ともに感じることができました。

風呂から上がった後、待ちに待った夕食は地元富山で取れた山菜やお魚を使ったもので、色とりどりのきれいな小鉢に盛られていて見た目にとても涼しげでした。

味は自分が普段好んで食べるハンバーガや牛丼のような濃いまったりとした味付けではなくて、薄味ながら素材本来の待ち味を生かした素朴でとてもやさしい印象でした。またお料理と一緒に出された地酒もおいしかった。
吟醸酒のならではのフルーツを思わせる華やかな香りとなめらかな飲み口を堪能することができました。

美しい風景においしい料理とお酒そして温泉に癒され日々の疲れがほぐれるいい骨休めをすることができましたのも松前病院のお計らいがあってのことで大変ありがたく感謝しております。今回仕事のあい間をぬって時間を割いてこの旅行の幹事をしていただいたスタッフの方にも合わせてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

( K.M./ヘルパー )