国体に想う・・・

 昔、私はあなたのようであった
 将来、あなたは私のようになるであろう

ブータンの諺

 

私は白髪頭の爺ィっであるが、39年の昔は日焼けした紅顔の微成年であった。

そして、第33回長野やまびこ国体でアルプス・ロードレースコース 143kmの自転車レースに出場した。
信州の松本市、豊科、穂高、梓川周辺で青春の一頁が燃え尽きずに2周目にパンクしてしまったのであった。

自転車競技マガジンに載った記事を朝礼で朗読したものを、松前病院HPにいれます...との事で、恥の上塗りならぬDB化することとなった。

確かにあの時は私も若く、サイクルスポーツは男性のものであったが、今回の愛媛大会で驚いたのは瀬戸風バンクに、「顔よりも太股・ふともも!」
というキャッチコピーで胴丸姿の女性競輪選手のポスターが所狭しと所々に?貼られているのである。

初日の女子チームスプリントは400mバンクに疾走する、ヘルメットから長髪なびく女子選手の美脚に見とれるばかりであった。
最終日のロードレースは、今治大三島の周回コース121kmらしいがこれも学生時代に彼の島を一周サイクリングした時は島山の畑路が未舗装のアップダウンできつかった。
今はサイクリストの聖地と呼ばれるしまなみコースの名に愧じぬ立派なものになっているだろう。

天皇杯、皇后杯、障害者スポ大会もいいだろうが、ベビーもシニアも参加する競わなくてもよいポタリング、自然に親しむ大会が否、中小会&ミーティングの裾野をひろげた方がよいのではなかろうか?

(麻酔科医師 Y.S.)

2017年10月

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