将来重宝される父・夫に育てるためには

みなさん、父の日は何かしていますか?
2020年の父の日は6月の第3日曜日なので、今年は6/21になります。日本で父の日が始まったのはS25年頃と言われていますが、一般的な行事として広まったのはS55年頃になるそうです。母の日が明治の末頃に初めて行われ、S24年頃から一般的になったことを考えると、父の日が広まるのに時間がかかったことになります。

日本の父の日は、アメリカのソノラ・スマート・ドットと言う女性の行動が起源だと言われています。軍人だった父親が南北戦争に行っている間、母親が女手一つで6人の子供を抱え一家を支えていました。終戦後に戻ってくると母親は過労で亡くなりました。その後父親は再婚せずに、家事や育児をしながら働き詰めの日々を送り子供たち全員が成人した後亡くなりました。この6人兄弟の末っ子がソノラです。ソノラは母の日があるのを知り父親にも感謝をする日を作ってほしいと1909年牧師教会に嘆願しました。これがきっかけとなったようです。

母の日と言えばカーネーションですね。母親が健在ならば赤いカーネーション、亡くなっていれば白いカーネーションを贈るのが定着していますが、父の日はどうでしょうか?父の日にはバラの花を贈るそうです。色はカーネーションと同じだそうです。けれど日本では黄色いバラを贈る人が多いそうです。私はあげたことがなかったので知りませんでした。なぜ黄色?イギリスで黄色は「身を守るための色」でアメリカに伝わってからは「愛する人の戦場での無事と帰還を願う黄色いリボン」になったそうです。このことから黄色は「命に関わる大切な色」「愛と信頼と尊敬を表す色」として世界各国へ広まったそうです。

お母さんは家事をして、子育てをして、子供たちに一番近い場所で働いているので子供たちも感謝をするきっかけが多いと思いますが、お父さんは家の外で働いているのでその姿を子供たちが見る事はありません。そのせいか母の日と比較すると父の日は少し影が薄い感じがします。ですが家族の為に頑張っているのはお父さんもお母さんも同じです。父の日にはお父さんにも日頃の感謝を伝えてみてください。と、参考にした記事に書かれていましたが少し付け足しが・・・。(@^^)/~~~

 

現在は働くお母さんが増えています。なので、仕事・家事・子育てをするとしたらお母さんの方がやはり仕事が多い気がします。今のおじいちゃん世代では女性が家を守るのがあたりまえで、家事・育児にはあまり協力しないお父さんが多かったのではないでしょうか?現在だとそんなお父さんは文句を言われ、うっかりすると捨てられる危険もあります。あと、何かしようとしても「手伝う」という言葉は禁句です。それを言うと、お父さんは家事も育児もお母さんがあたりまえにやる事だと思っていると感じてしまう女性が多いからです。

松前病院のお父さんたち。お家のことを率先してやりましょう。「お皿洗っといたよ~」「洗濯物入れてしまっといたよ~」「お風呂入れといたよ~」そうすれば、父の日が近づいてきたよ‼ とそれとなく知らせなくても、だまっていても父の日に感謝の意を示してくれるでしょう。それをみて育つ息子ちゃんたちも、将来自然に重宝される父・夫になれます。

理学療法士 E.S.

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