お城下リレーマラソンに参加して

2015年10月11日、お城下リレーマラソンに参加しました。
このイベントは昨年から続いての今年で2回目の開催でして、5~20人でチームを組み 42.195km つまりフルマラソンをチームメイトでリレー形式で走るというものです。私は 「青年海外協力隊50年」というチームに所属しました。なぜこの名前なのかといいますと、今年、青年海外協力隊事業が始まって50周年という記念の年でして、協力隊OBが その広報と協力隊事業の啓発 を兼ねてチームを作り、このような名前にしたわけです。
広報と啓発という使命がある以上、なにか特色を出さなければいけません。それについては我々協力隊OBには武器があります。それぞれの任国で調達した です。それらを着て走ると目立ち、目を引き、インパクトを与えれると考えたのです。我々のチームはOBのお子様を入れて総勢16人。

パラグアイ、ドミニカ共和国、ラオス、マレーシア、モンゴル、中国、ブータン、ハンガリー、モロッコ、リベリア、ケニア、ザンビア、そして私が活動していたウガンダの13カ国の民族衣装を着た変な集団が誕生しました。

正装はカンズの上にジャケットのような服を羽織ります

 

しかし、難点が。走りにくいのです。衣装によっては走るのにそんなに支障がないのもありましたが、私が着たウガンダの カンズ という衣装はおばけのQ太郎のような頭からズボッとかぶる貫頭衣のようなものでして、走りにくいったらありゃしない。

国王の式典に参加して・・・

 

でも、頑張って走りました。私の分は1週1,5kmのコースを2周の3km。ちんたら走っていると他チームの健脚達にどんどん抜かれていきます。でも、我々のチームはタイムは二の次、インパクトを与える、というのが目的でしたから焦りは全くありませんでした。

そんな我々でしたが、35チーム中の28位と思わぬ好記録?にびっくり。そして、なんと、頂きました

 

「ベストコスチューム賞」

このイベントでは優勝チームはもちろん、いろいろポジティブな理由を付けての無理やり作ったような賞があったのですが、このベストコスチューム賞はその最たるものでしょう。表彰式では最後に表彰されました。そして、壇上から見下ろせば寂しいことに参加者や観客はほとんど帰っていました。皆さん自分の番が終わるとそりゃ帰りますよね。そんな表彰式ではありましたが、良い思い出ができました。

そして、体を張った広報のおかげか、我々が出していたブースはけっこうな方に来ていただきました。青年海外協力隊を知っていただき、興味を持っていただくという目的が果たせた有意義なイベントとなりました。来年はチームが編成されるかどうか分かりませんが出場するのであればまた走ってみたいです。

 

リベリア・ケニア・ウガンダ・モロッコ・モンゴル・ラオス
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ルアンダ・ルーマニア・(←子供さん、衣装は日本)・中国・アフリカのどこか?・ブータン

 

そのためには日頃の鍛錬を欠かさないでおこうと思ったのですが、タイム重視ではないのでその必要はないことに気付いたのでした。
というわけで、平凡に暮らします。

(40代 ST)

2015年10月