どんぐり

10月の初めに小1の娘の学校からのお手紙で秋の自然素材を集めるようにと言われました。すぐに思いついたのはどんぐり、松ぼっくり、紅葉した葉っぱなど。思い当たるのは公園、店の駐車場などで、すぐに集めに行きました。が、まだ時期が早すぎてどんぐりは少ししか落ちていませんでした。上を見上げるとまだ枝にくっついていて残念だけどまだだねえ、と言っていると夫が木に飛び蹴りを!すると上からボタボターっと落ちてきました。「何してるん、子どもたちの前で!」子供達にすぐさま「あれは悪いことよ。あんなんしたらいかんよーってお手本見せてるんよ。」とフォローしておきました。その後も、松前公園、福徳泉、こどもの城、森林公園などよく行く公園で集めましたが、10月はまだ少なかったです。

 

どんぐりとは、クヌギ、ナラ、カシなどの樹木の果実のこと。広義としてブナ科の果実全体をさす場合もあります。どんぐりのような固い果皮のことを堅果(けんか)というそうです。どんぐりを覆う硬い椀状のものを殻斗(かくと)といい殻斗は俗に「ぼうし」とか「はかま」などと呼ばれます。日本には5属23種分類するそうです。
種類によって春から初夏に花を咲かせその秋に実を結ぶ1年成、花の翌年の秋に実を結ぶ2年成りがあるそうです。あと、どんぐりの花は雄花と雌花を同じ株につけたり、クリもどんぐりの仲間だったり、豊作年と不作年を不規則に繰り返していることだったり(2~3年に1度:並作、5~6年に一度:大豊作)、どんぐりを「団栗」と書いたり、知らないことだらけにびっくりしました。でも23種類あってもはっきり言って、クヌギ、コナラ、クリくらいしか見分けがつきません。今度から葉の形や、殻斗の形にも注意して見てみようと思いました。
ちなみに、このなんでもネットで売っているご時世、調べてみると、ミックスどんぐり50コ+帽子10コで880円。20コ+帽子5コで440円。6種類100グラムで2500円などで売っていました。どんぐりを買う時代なんですね~。

理学療法士 E.S